Kazuo(@kazuo_blog)です。

そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
ポイント つみたてNISAとは つみたてNISAの魅力やデメリット つみたてNISAおすすめの商品や証券会社
本記事を書いている私は、以前野村證券に勤務し多くの顧客の投資相談を受けていました。
本記事の信頼性を担保する情報
筆者の投資歴は、野村證券時代を含めると7年ほど
ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を保有
目次
3種類のNISA
NISA(少額投資非課税制度)には、3種類あります。
「NISA」・・・一般的なNISA。毎年120万円の購入枠があり、期間は5年。
「つみたてNISA」・・・つみたて特化のNISA。毎年40万円の購入枠で期間は20年。
「ジュニアNISA」・・・19歳以下が利用できるNISA。毎年80万円で期間は5年。いくつかの制限がある。
今回は『つみたてNISA』を解説します。
つみたてNISAをわかりやすく解説
つみたてNISAは、『つみたてに特化した』NISA(少額投資非課税制度)です。
つみたて投資にNISAの制度を掛け合わせる。
これほど初心者向けで優しい投資制度はないですね。
つみたてNISAで覚えて欲しいポイントは3つ
つみたてNISAで覚えて欲しいポイントは
- 毎年40万円
- 利益に対して非課税
- 有効期限は20年
の3つです。
つみたてNISAポイント:毎年40万円
つみたてNISAを活用するとき、毎年活用できる上限が決まっています。
その上限が40万円です。
月額だと3万3,000円ほど積み立てることができます。
積み立て額が足りない方は、
・『NISA』を積み立てに活用
・iDeCoの活用
もぜひご検討ください。
つみたてNISAポイント:利益に対して非課税
つみたてNISAを活用して得た利益は、全て非課税になります。
通常、株式や投資信託で得た利益に対しては、一律約20%の税金がかかります。
例えば、
40万円投資をして10万円の利益を得た場合は、
10万円の20%なので、2万円が税金になります。
しかし、つみたてNISAは非課税ですので
10万円の利益を得たなら、全て自分の利益として得られるわけです。
よくある質問:40万円以上の利益を得た場合はどうなるの?
「40万円以上の利益を得た場合は、超えた分の税金はかかるのか?」
→ 税金はかかりません。
つみたてNISAの場合は、『40万円の購入金額に対して得た利益が非課税になります』
つまり、40万円積み立てて20年後に100万円になっていた場合は
利益の60万円は全て非課税になります。
つみたてNISAポイント:有効期限は20年
つみたてNISAの有効期限は20年です。
NISA、ジュニアNISAが5年であることをみると
圧倒的長期目線であることが分かります。
つみたてが本来は長期投資を前提にしていますので
これくらいの期間が設けられています。
*現在つみたてNISAは2037年末で一律終了する予定です。
2019年11月22日時点の情報によると延長し、どこで初めてもちゃんと20年続けられるかも、、、
(まだ決定ではないです)
つみたてNISAの3つのデメリット
つみたてNISAには
- 開設に時間がかかる
- 一人1口座のみ
- 損益通算できない
といったデメリットもあります。
先ほどまでは、つみたてNISAについての
魅力をお伝えしましたが、ここからは3つのデメリットについて解説します
つみたてNISAのデメリット:開設に時間がかかる
つみたてNISA開設に時間がかかります。
つみたてNISAについて知って「さぁやるぞ!!」
と思っても、税務署の審査などが必要になり
数週間の時間がかかることもあります。
始める際は、「まずは開設だけ」というスタンスで
手続きだけでもやっておいたほうが良いです。
ちなみにおすすめはSBI証券です。
理由は後ほど説明します。
つみたてNISAのデメリット:1人1口座のみ
つみたてNISAは一人1口座しか作ることができません。
注意してください。
つみたてNISAのデメリット:損益通算できない
つみたてNISAは損益通算が出来ません。
通常株式や投資信託の取引をして A株式で20万円利益が出たとしても B投資信託で10万円の損失がある場合は 「20万円利益あるけど10万円の損失と合計すると実際の利益は10万円だよね」 ということで合計金額の10万円に対してのみ税金がかかります。
しかし、つみたてNISAはその性質上
仮に損失が発生してもその他の利益を合計することが出来ません。
また損失には3年間繰り越して、
翌年以降の利益と合計することが出来ますがそれも出来ません。
その代わりに「利益が出たら、そもそも税金がかからないよ」
というスペシャル特典付きなんです。
つみたてNISAの始め方:SBI証券の開設がおすすめ
つみたてNISAを始めるなら、SBI証券で開設するのがおすすめです。
手数料が安く
月100円から始めることができるので
初心者にもおすすめ^^
先ほどもご説明したとおり、1人1口座しか作ることが出来ないので
「知らない間に他のところで開設していた」なんてことにならないよう注意してください。
つみたてNISAでおすすめ商品
つみたてNISAでおすすめ商品は「SBI・バンガード・S&P」です。
なぜこの商品なのか?
詳しくはこちらをご覧ください。
ポイントは
・米国のインデックスファンド
・手数料が安い
ですね。
正直私はこれ1択でも十分だと思っています。
ぷくろーさんの記事で細かく商品の検証してくれています。ぜひ参考にしてみてください。
そしてこの商品は『SBI証券』のみの取り扱いになります。
まとめ
- つみたてNISAは、幅広い世代に活用してほしい制度です
- つみたて投資は、比較的安定しており初心者でも始めやすい
- つみたてNISAは、SBI証券がおすすめです。