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投資

投資初心者のための積立投資入門【《画像付き》商品の選択方法解説】

こんにちは、Kazuoです。

前職は野村證券で、現在はトレーダーとファイナンシャルプランナーとして

活動しております。

 

今回のテーマは『積み立て』

『積立NISAもしくは積立投資を考えているけど、、、』

そんな方に積み立て投資の魅力と注意点。

そしてKazuo的活用法をお伝えします^^

 

積立がおすすめな理由

  1. 初期投資額が少なく始めやすい
  2. ドルコスト平均法
  3. 自動積立も可能なので自然に長期目線の投資ができる
  4. 複利の恩恵も受けられる
  5. 積立NISAだと利益が非課税に

 

1、初期投資額が少なく始めやすい

「積立」なので一気に大きなお金で始めるような投資ではなく

小さな金額をコツコツ積み上げていく投資方法になります。

 

人によっては1000円やそれ以下の金額からできるので

とても始めやすい^^

 

ポイントは、『毎月積み立てることができる金額』で始めることです。

『継続』が1番の味方になってくれますので、

続けられる無理のない金額から始めることをおすすめします。

 

2、ドルコスト平均法で運用できる

ドルコスト平均法は、ざっくりいうと

「時間を味方につけて運用する方法」

になります。

具体的には

引用:金融庁HP

毎月1万円ずつ積み立てていきます。

もちろん投資を行うので

対象商品の価格は

『変動します』

 

1月の価格は、10円

1万円で10円の商品を購入するので

合計で1,000口購入できます。

 

次に6月を見てください

投資対象の商品価格が5円に下がりました。

1月と比べたら半分です。

 

普通であればすごい損失になるんですが

積立投資の場合、

ここでも1万円で買える分を購入するので

合計で2,000口

 

1月の倍の口数を購入できる!

 

そしてそれを1年続けた結果

1口あたりの価格が4.4円に!

 

1月に一気に購入してしまったら

1口あたり10円の価格になりますが

価格の変化関係なく

『一定金額』『定期的に』購入することで

価格の変化に対応した投資ができるわけです。

これがドルコスト平均法「時間を味方につけて運用する投資方法」になります。

 

3、自動積立も可能なので自然に長期目線の投資ができる

積立投資だと自動積立で自然に長期目線の投資ができるようになります。

 

その理由は、シンプルで「自分で購入しないので、忘れるから」です。

 

通常の取引だと、売り買いをするときに自分で操作をしなきゃいけません。

そのため、操作するたびに「投資をしている」という意識が出ます。

これがストレスになる方もいますよね。

 

でも、積立投資の場合、天引き、自動買付なんてやってくれる証券会社が今はほとんどです。

自分で操作しないので、日々の生活を過ごしている間に投資をしていることすら忘れて

勝手に運用してくれている。

そんなこんなしている間に、時間が味方になってくれているわけです。

 

積立投資の前提は「長期」

忘れるくらいがちょうど良いです^^

 

4、複利の恩恵も受けられる

複利は、簡単にいうと投資した利益を投資に回すことで

利益がまた新たな利益を作ってくれることです。

その結果、毎月2万円を月1%で運用していけば、20年で2000万円近くまで

資金が膨れ上がります^^

 

*画像には税金(約20%)が考慮されておりません。

 

30代40代であれば、今から積立投資を行えば

2000万円問題も解決可能です。

関連記事
投資初心者のためのNISA活用法【NISAって使った方が良いの?つみたてNISAとどっちが良いの?】

5、積立NISAだと利益が非課税に

積立NISAだと利益や配当金に対して通常約20%の税金がかかるところを

非課税になります。

 

こちらは、40万円の利益が非課税ではなく

40万円の投資額によって発生した利益がもれなく全額非課税になります。

なので、「40万円が140万円」になった場合は、100万円の利益に対して発生する税金が

全て非課税になります^^

月々の積立ですと、年間の購入枠は40万円なので月3万3000円ほどは可能ですね。

 


デメリット

積立投資メリットばかりではなく

もちろんデメリットもありますので、次はデメリットのご紹介です。

積立投資のデメリット

  1. 一気に大金がつかめるわけではない
  2. 投資なので、損することもある

 

1、一気に大金がつかめるわけではない

あくまで長期的にコツコツ資産を作っていきます。

そして継続がすごく大事なので毎月積み立てられる金額での投資になります。

そうなるといきなり月に数十万円だとか数百万円といった投資が難しくなります。

一時的に大きな金額の積立は可能かもしれませんが

「20年」「30年」で継続できる金額で設定してみてください^^

 

2、投資なので、損することもある

比較的安全に投資が可能な投資方法ではありますが、当然損することもあります。

分かりやすい例でいうと、「そろそろ売却したいなぁ」と思った時期にリーマンショックといった

世界的な経済危機が起きた時は、損する可能性が高くなります。

 

 

積立投資で商品を選択するならこの基準

*あくまで個人的な意見です。

Kazuo的4つの判断基準

  1. アメリカの指数に連動を目指した商品
  2. ちゃんと連動しているのか確認
  3. 手数料は安く
  4. できれば積立NISAでやりたい

 

1、アメリカの指数に連動を目指した商品

私個人は日本よりも海外、特にアメリカの指数で積み立てることが良い。

アメリカの指数ということは「NYダウ」や「S&P500」ですね。

なぜなら「ほとんど右肩上がりに上がり続けているから」です。

30年間指数に投資をするだけで年利20%超のハイパフォーマンスが得られます。

企業の銘柄選ぶより良いですよね?

そして、企業の場合は、その企業の「業績」や「不祥事」など

もっというと「倒産」といったリスクがありますが指数にはないので

長期的に考えている積み立てには、向いているんです。

 

ちなみに日本の指数日経平均株価は

 

ということでアメリカの指数です。

 

2、ちゃんと連動しているのか確認

指数に投資をするということは、

基本的な投資先は「投資信託」になります。

商品パンフレットの「ファンドの特色」を読んでいただければわかりますが

全ての商品において「指数連動を目指した商品」となっています。

『連動を目指した』

つまり、ズレることもあります。

ほとんどの商品は、投資信託の運用手数料などで、若干のズレがありますが

中には「本当に連動してる??」というものもあったりします。

 

なので、実際に「月次レポート」やその投資信託の長期のパフォーマンスを見て

実際に連動を目指している指数と投資信託の値動きの「カタチが似ていて」

最初の期間と、最終期間の値幅が同じであれば、基本問題ないかな。

 

例えば

①「NYダウ 投資信託」で検索

②「交付目論見書」で「ファンドの特色」を確認

今回ですと、NYダウをベンチマーク(基準の指数)にして連動を目指します。

と書かれています。

③実際に連動しているのかを確認

まずは値動きのカタチ

こちらが実際のNYダウ

ちょっと似てる??

次に上昇幅

33%29%

かなり近い数字なので良いですね!

3、手数料は安く

手数料を確認します。

再度「交付目論見書」

だいたい最後の方にあります

最悪「購入時手数料」

できれば「運用管理費用(信託報酬)」

この2つを確認したいですね。

 

ですので今回は、まず保留になる投資信託となります。

4、できれば、つみたてNISAでやりたい

つみたてNISAには利用可能な商品が決まっています。

つみたてNISA対象商品

 

調べてみたら、S&P500の連動を目指した商品はありました。

 

先ほど私がお伝えした判断基準で比較してみます。

 

手数料、ファンド特色

手数料(購入:運用管理費用) ファンドの特色 設定来とS&P500 取扱おすすめ証券会社
米国株式インデックス・ファンド 2.2%:0.495% 米国株式市場(ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等)の主要産業を代表する規模や財務健全性の基準を満たす500社に分散投資を行い、中長期的にS&P500指数(円ベース)に連動する投資成果を目指します。 12.79:14.29 楽天証券

GMOクリック証券

SBI証券

iFree S&P500インデックス

なし:0.2475
米国の株式に投資し、投資成果をS & P 5 0 0 指 数( 円 ベ ー ス )の動きに連動させることをめざします。
17.6:14.7 楽天証券

GMOクリック証券

SBI証券

農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式 S&P500

なし:0.495 米国の株式等を主要投資対象とし、「S&P500指数(当社円換算ベース)」の値動きに連動する投資成果を目指して運用を行うインデックスファンドです。 4.55:2.78 農林中央金庫

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

なし:0.165%

S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指して運用します。

10.4:10.3 楽天証券

GMOクリック証券

SBI証券

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

なし:0.0938%

1 米国株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。

投資を通じて、S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

2 S&P500指数に連動するETF(上場投資信託証券)に投資します。

3 組入外貨建資産については、為替ヘッジを行いません。

5.2:4.1 SBI証券

 

まとめ

老後の資金や将来の資産を構築するために積立投資は最高の方法

メリット
初期投資額が少なく始めやすい
ドルコスト平均法
自動積立も可能なので自然に長期目線の投資ができる
複利の恩恵も受けられる
積立NISAだと利益が非課税に
デメリット
一気に大金がつかめるわけではない
投資なので、損することもある

 

 

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