Kazuo(@kazuo_blog)です。

・勝てる戦略の立て方を知りたい
そんな疑問を解消します。
本記事を書いている私はFXトレーダーとして活動してます。
本記事の信頼性を担保する情報
筆者の投資歴は、野村證券時代を含めると7年ほど
FXのみの収入で月収7桁を達成
某大手証券会社のFXダービーで全国5位に入賞
ファイナンシャルプランナーとして活動
目次
戦略を立てる5ステップ
《FXで戦略を立てる5ステップ》
- 全体の流れを見て狙う方向を決める
- どこでトレードするのか狙いを絞る
- 出口戦略損切りラインを利確ラインを決める
- リスクとリターンを考える
- ロットを決定する
FX戦略ステップ1:全体の流れを見て狙う方向を決める
ステップ1は『全体の流れをみて狙う方向を決める』
なぜなら、トレードにメリハリをつけるため。
チャートは、『上がる』もしくは『下がる』の2つの動きしかありません。
また、トレード方法も『買う』もしくは『売る』の2つの方法しかありません。
つまり、全てのタイミングがエントリーチャンスになり得るんです。
でも、トレード回数を増やすと2つのリスクも出てきます。
- 回数を増やすほど損失を負う可能性が高くなる
- 1つ1つのトレードの精度が下がる
なので、トレードにおいての正解は
『多くのトレードをする』ではなく『精度の高いトレードをする』
このステップ1では、全体の流れを把握することで
トレードの『買う』もしくは『売る』の2つの選択肢を1択にします。
そうすることで、トレードにメリハリが生まれ『無駄な精度の低いトレード』を減らします。
FX戦略ステップ2:どこでトレードするのか狙いを絞る
ステップ2は『どこでトレードするのか狙いを絞る』
このステップの目的は、力の入れる部分とそうでない部分を分けることです。
ステップ1で買うか売るかが明確になりました。
でも、常に全力でエントリーチャンスを探し続けて、待ち続ける。
疲れませんか?
このステップでは、自分がトレードしようと考えているポイントをいくつか絞って
そのポイントポイントで力を入れることで、常に全力ではなく
自分のエントリーポイントに近づくまでは、チャートを軽く見る程度。
エントリーポイントに近づいたら、本腰を入れてトレードチャンスを探す。
そのようなトレードの力の入れ方に強弱をつけていきます。
FX戦略ステップ3:出口戦略損切りラインを利確ラインを決める
ステップ3は『出口戦略。損切りと利確の水準を決める』
どのようにトレードするのか明確にするためです。
損切りの水準を決めてトレードする方は多くいても、利確の水準を決めている方はそう多くないです。
しかし、勝てるトレーダーは利確の水準も決めています。
トレードは、『買って売る』『エントリーと決済』で完結します。
良いポイントでエントリーが出来なくでも勝てる可能性はありますが『利益が出ている状態で決済しないと絶対に勝てません』
つまり出口戦略は何よりも重要なんです。
FX戦略ステップ4:リスクとリターンを考える
ステップ4は『リスクとリターンを考える』
利益を残すためには重要なステップです。
トレードは、『通算で勝つもの』
1トレード1トレード必ず勝つ必要はないんです。
負けることもあります。
重要なのは『勝ったり負けたりしているけど結局利益が出ている状態』であること
そのためにおすすめは、負けるときは少ない傷で、勝つときはしっかりと確保する『損小利大』スタイル
損小利大での注意点
全てのトレードで利益を大きくする必要はありません。
全てのトレードで利益を大きく確保しようとすると逆に損切りばかりになり、『損切り貧乏状態』になります。
あくまで通算で損失以上にしっかりと利益を確保していることが大切。
1トレードで、事前に設定する損失と利益の割合が1:2以上。出来れば1:5以上あると良いですね。
その上で、相場と違う時は少ない利益で利確もOK。
FX戦略ステップ5:ロットを決定する
ステップ5は『ロットを決定する』
言い方を変えると『損失額を自分の決めた損失額の範囲内に収めたロット数に設定する。』
もし損切り幅が違うトレードで取引するロットが同じだと
損失額は変わってきますよね?
重要なのは、最大損失額を決めてその範囲内に収めるようトレードすること
つまり、リスク管理になります。
例えば
-10pipsの損切りで仮に10ロットのトレードをしたのであれば
-20pipsの損切りだと5ロットに調整する必要がある。
でないと同じ損失額にならず、トレードごとにリスクが変動して危険だから
これが出来ないと途中どんなに順調でも最後には負けます。
ちなみに私の場合は、投資資金の2%を1トレードの最大損失額と設定しています。
10万円だと2,000円
100万円だと2万円ですね。
ここまで出来たら、ようやくエントリーとなります。
戦略を実行する上での注意点
戦略を実行する上での注意点を紹介します。
・メンタルでの注意点
・ 徹底したリスク管理
メンタルでの注意点
1つ目の注意点は、メンタルです。
ここでは2つのメンタルに関する注意点をお伝えします。
- 成果を焦らない
- 他人と比べない
成果を焦らない
1つ目が成果を焦らない。
FXはしっかりと土台を作ることが重要だから。
FXを始めるのであれば、利益が欲しい。
すぐにでも利益を得られるようになりたい。
そんな気持ちでいっぱいのはず。
ネットで見ると若くしてトレードで利益を得た人もたくさん見かける。
そんな情報をたくさん見ていくと「一刻も早く利益を得られるようになりたい!!」
そういった気持ちになるので非常によくわかります。
しかしそこで一度踏みとどまって、まずが自分の手法を確立するところから始めましょう。
焦れば焦るほど、FXの成功が逃げていきます。
他人と比べない
2つ目が他人と比べないです。
ネットを見ていると自分よりすごいたくさん利益を取っている人が
とんでもない履歴画像と一緒に紹介しています。
しかし、重要なのは自分にとってどれくらいの利益を目指すのか?
という部分。
他の人が月利100%を達成しても
自分自身は月利5%で十分だと感じていれば月利5%を目指すトレードをしていきましょう。
徹底したリスク管理
2つ目が徹底したリスク管理です。
なぜなら、お金を溶かす可能性があるから。
FXはレバレッジをかけて取引します。
『レバレッジとは』
つまり、大きく損失を出す可能性が十分に考えられる投資先です。
そのため、リスク管理は徹底しましょう。
『利益<リスク管理』です。
私が行っているリスク管理
・1トレードの最大損失2%以内
・週またぎのトレードはしない
・重要な経済発表前のトレードはしない
『お金がゼロでなければ復活できる』
そのためにもお金を守る意識、リスク管理は徹底していきましょう。
勝つトレーダーになるために必須の2大ポイント
勝つトレーダーになるための重要なポイントは2つ
・たった一つの手法を極める
・トレードノート
FXは、たった1つ勝てる手法を持てたらそれだけで十分です。複数の中途半端な手法よりもたった一つの確固たる手法を確立しましょう。
私の手法は『私の聖杯を公開します【私はこのFX手法で全国5位になりました】』で解説しています。ご参考ください。
また、1つの手法を極めるためには仮説と検証が不可欠。
そのためにはトレードノートの作成が必須条件です。
トレードノートを作らずして勝つことは不可能といっても過言ではありません。
トレードノートについては、『トレードノートの書き方』で詳しく解説していますのでご覧ください。
複数の手法を運用して中途半端な結果になるより、しっかりと1つの手法の精度を高めることが勝つトレーダーの近道です。