・設定ごとに使い方って変わるの?
・適切な設定とかってあるの?
こんな悩みを解決します。
【本記事の内容】
- 移動平均線とは
- 移動平均線のおすすめの設定方法
- 移動平均線の基本的な6つの使い方
- 移動平均線おすすめ証券会社
- まとめ
本記事を書いている私はFXトレーダーとして活動してます。
本記事の信頼性を担保する情報
筆者の投資歴は、野村證券時代を含めると7年ほど
FXのみの収入で月収7桁を達成
某大手証券会社のFXダービーで全国5位に入賞
ファイナンシャルプランナーとして活動
移動平均線のおすすめの設定って結局なんなの??
自分に合った設定で移動平均線を使いたい。
この記事を読めばあなたに合った移動平均線の設定方法がわかり、トレード向上の一助になるはずです。
目次
FX移動平均線とは
移動平均線とは「過去一定期間の価格を平均値にして結んだ線」のことです。
過去の価格で作られるため、現在がどのような相場になっているのか?など
さまざまな情報として知ることができます。
FX移動平均線3つの種類
移動平均線には3種類あります。
移動平均線3種
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動線(EMA)
- 加重移動平均線(WMA)
今から下の画像のようなローソク足があったと仮定して
移動平均線の解説と計算方法を説明していきます。
【FX移動平均線の種類①】単純移動平均線(SMA )
1つ目の移動平均線が、『単純移動平均線』
英語で『Simple Moving Average』を省略して『SMA』と表記されます。
各期間の終値を平均したもので、一番シンプルな移動平均線です。
一般的に、移動平均線と言われるとこの単純移動平均線(SMA)のことを指します。
【FX移動平均線の種類②】指数平滑移動線(EMA)
2つ目の移動平均線が、『指数平滑移動平均線』
英語で『Exponential Moving Average』を省略して『EMA』と表記されます。
直近の価格を2倍にして計算しています。
そうすることで、移動平均線の中で最も直近の値動きを重視した移動平均線となっています。
直近の値動きを重視したい移動平均線のため
投資家に最も好まれているのが、この指数平滑移動平均線(EMA)です。
もし、どれにしようか悩んでる。場合は一度EMAを使ってみるのがおすすめ。
ちなみに私は単純移動平均線(SMA)を使っています。
なので、あなたに合ったものを使うのが正解になります。
【FX移動平均線の種類③】加重移動平均線(WMA)
3つ目の移動平均線が、『加重移動平均線』
英語で『Weighted Moving Average』を省略して『WMA』と表記されます。
加重動平均線の計算方法
設定を「5」にした場合
直近の価格を5倍
1つ前の価格を4倍、
2つ前の価格を3倍、
3つ前の価格を2倍にして計算します。
そうすることで、単純移動平均よりも直近の値動きを重視した移動平均線になります。
FX移動平均線の期間による種類
移移動平均線は、期間によっても種類があります。
代表的なものが「短期・中期・長期」ですね。
表示する期間によって見るトレンドの流れ、使い方が変わっていきます。
○日移動平均線、期間○の移動平均線は別物
よくテレビなどのメディアで、「200日移動平均線の〜」といったお話を目にすることがあります。
これは、『日足で設定200にしている移動平均線』で200日のこと。
期間200の移動平均線とは別物になります。一緒にしないよう注意しましょう。
期間○の移動平均線:設定を○にしている移動平均線(時間足の指定なし)
○日移動平均線:日足で設定を○にしている移動平均線(日足のみ)
FX移動平均線のおすすめの設定
それでは、移動平均線のおすすめの設定方法について解説していきます。
こちらで紹介する設定方法は、あくまで1つの例であることをご理解ください。
移動平均線には様々な使い方があります。
ぜひあなたなりの使い方で、設定方法を見つけてみてください。
【FX移動平均線おすすめ設定】短期・中期・長期に分けて設定する
まず1つ目が、短期・中期・長期に分ける。
移動平均線には、期間ごとの動きを見てトレンドなどを分析する使い方があります。
自分自身がみたい期間のトレンド、使い方、目的によって表示する移動平均線を決めていきましょう。
FX移動平均線おすすめの設定
移動平均線をそれぞれ設定するなら、この設定のいずれかであれば大丈夫!という設定はこちらです。
おすすめ設定
- 短期:5
- 中期:15、21、25
- 長期、50、75、100、200
ちなみに、私個人のおすすめ設定は、こちら!
短期:非表示
中期:21
長期:200
こちらの設定はあくまで私個人です。
FX移動平均線のおすすめの基本的な使い方6選
ここでは移動平均線の基本的な使い方として6つ紹介します。
ポイント
- トレンド
- 抵抗線
- 乖離
- グランビルの法則
- ゴールデンクロス・デッドクロス
- パーフェクトオーダー
移動平均線と他のインジケーターを組み合わせた方法は『インジケーター最強の組み合わせ2選+α』で紹介してますので読んでみてください。
【FX移動平均線おすすめ使い方①】トレンド
移動平均線の代表的な使い方1つ目が、『トレンドを知る』です。
トレンドを知る方法は大きく2つ
- 傾き
- ローソク足との位置関係
傾き
- 右肩上がりなら、上昇トレンド
- 右肩下がりなら、下降トレンド
とトレンドを把握することができます。
さらに、設定を長期にすれば長期のトレンドを中期にすれば中期的なトレンドを知ることができます。
つまり自分の知りたい期間のトレンドを一つのチャートで知ることが可能になります。
ローソク足との位置関係
移動平均線とローソク足との位置関係を知ることでトレンドを知ることができます。
簡単にいうと、移動平均線より
- 上にあれば上昇
- 下にあれば下降
です。
【FX移動平均線おすすめ使い方②】抵抗線
2つ目が抵抗線としての活用です。
- 中期的な移動平均線であれば、トレンドの押し目や戻り高値
- 長期的な移動平均線であれば、トレンドの節目となる抵抗線
といった活用方法があります。
【FX移動平均線おすすめ使い方③】乖離
強いトレンドが形成すると、ローソク足のトレンドに移動平均線がついていけず
大きな乖離が生まれます。
その乖離を『オーバーシュート』と言います。
市場は、元の平均値に戻ろうと「トレンドと逆方向に進む可能性が高く」
ここからの順張りは非常に危険です。
むしろ、この現象を利用してトレードや相場判断をする方もいます。
【FX移動平均線おすすめ使い方④】グランビルの法則
移動平均線を使った方法に『グランビルの法則』があります。
グランビルの法則は、ジョゼフ・E・グランビル氏が考案した法則で、移動平均線と価格の位置関係、乖離具合をみて今後の方向性やトレードの方向性を判断するものです。
簡単にいうと画像の何番の部分を狙ってトレードすると良いですよ。というものです。
《グランビルの法則》
①②③④が買い
⑤⑥⑦⑧が売り
【FX移動平均線おすすめ使い方⑤】ゴールデンクロス・デッドクロス
移動平均線を複数活用することで、サインツールとして活用することも可能です
その1つが『ゴールデンクロス』『デッドクロス』です。
ゴールデンクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜ける
デッドクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜ける
【FX移動平均線おすすめ使い方⑥】パーフェクトオーダー
パーフェクトオーダーとは簡単に言うと
『強いトレンドが発生している状態』のことを言います。
その状態を見極めることが
3つの移動平均線を活用することで可能になります。
上昇の場合は
上から「短・中・長」となっていて
かつ、全て上向きになっている状態です。
下降の場合は
上から「長・中・短」となっていて
かつ、全て下向きになっている状態です。
条件が成立しているときは、強いトレンドが形成されていることを示していて
一方方向に行くことが多いです。
さらに、短期移動平均線と中期移動平均線の距離が近い時は
『これからトレンドが発生する可能性が高い』ので期待大です。
FX移動平均線でおすすめ証券会社2選
移動平均線は、チャート分析やトレード判断で大いに活躍してくれるインジケーターです。
そんな移動平均線を活用する場合おすすめはここ!という証券会社を2つ紹介します。
移動平均線のおすすめ証券会社2選
- DMM FX
- GMOクリック証券
【FX移動平均線おすすめ証券会社①】DMM FX
おすすめポイント
- 24時間のLINEサポート
- チャートが見やすく、アプリも操作しやすい
- 取引に応じてポイントももらえちゃう
何がいいって、不満なく基本的なことは全てできてしまう事かなと思います。
移動平均線も、時間足ごとに設定が可能!自分好みにできるのも良きポイントです。
【FX移動平均線おすすめ証券会社②】GMOクリック証券
おすすめポイント
- わかりやすいアプリで取引したい人におすすめ
- 充実したツールでやりたい人におすすめ
- FX取引高で世界第1位の圧倒的信頼
チャート全体が見やすく使いやすいのは、重要なポイントですね。
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元証券マンがGMOクリック証券の長所短所を解説します
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FXで移動平均線を使うなら自分にとってのおすすめ設定を探していくべし
今回は、移動平均線についてのおすすめの設定や活用法について解説をしてきました。
他のインジケーターは使っていないけど、移動平均線だけは使っている。といったトレーダーもいるほど人気のインジケーターです。
しかし、それはその人にとっての使い方。あなたには微妙にズレが生じる可能性もあります。
なので、最初は参考にしつつ「設定をもう少し変えてみよう」「自分にはこっちの使い方の方が良い」といったオリジナルの使い方を見つけていってください。