FX

元証券マンが証拠金維持率を完全解説【強制ロスカットの対策も紹介】

Kazuo(@kazuo_blog)です。

 

「証拠金維持率や強制ロスカットについて詳しく知りたい」

そんな疑問を解消します。

 

本記事で解消できる悩み

証拠金維持率について理解できる

強制ロスカットについて理解できる

理解した先にどう考えるべきかわかる

本記事を書いている私はFXトレーダーとして活動してます。

本記事の信頼性を担保する情報

筆者の投資歴は、野村證券時代を含めると7年ほど

FXのみの収入で月収7桁を達成

某大手証券会社のFXダービーで全国5位に入賞

ファイナンシャルプランナーとして活動

 

 

スポンサードサーチ

証拠金維持率とは

証拠金維持率とは、「時価評価総額に対する必要証拠金の割合」

 

はてな

預けているお金(純資産)って、今やっている取引しているお金の何%分あるの?

(今の取引ってどんくらい余裕あるの?)

を表したものです。

 

証拠金維持率の計算方法

証拠金維持率の計算方法は

計算方法

証拠金維持率=有効証拠金/取引証拠金

(有効証拠金=資産合計±評価損益-出金予定額)

 例えば、

  • 1ドル=100円
  • 預けているお金(証拠金=純資産)が10万円
  • 2ロットの取引

を行うとします。

 

2ロット=2万ドルの取引なので、

日本円だと200万円

国内FX会社は、レバレッジが25倍ということは

 

必要証拠金は、200万円 / 25 = 8万円

 

つまり、先ほどの

はてな

預けているお金(純資産)って、今やっている取引しているお金の何%分あるの?

(今の取引ってどんくらい余裕あるの?)

に置き換えると

 

預けているお金(純資産)って、今やっている取引しているお金の何%分あるの?

預けている10万円って、8万円の何%分? というのが「証拠金維持率」です。

 

正解は

10万円 / 8万円 × 100 = 125% 

 

これが証拠金維持率の『取引時』の計算方法です。 

 

価格が変動し、含み益や含み損が出てくると

当然証拠金維持率も変わってきます。

 

 

損失が出た時の計算方法

次は証拠金維持率の計算方法です。

 

先ほどと同様に

  • 1ドル=100円
  • 預けているお金(証拠金=純資産)が10万円
  • 2ロットの取引

を行うとします。

 

計算方法

証拠金維持率=有効証拠金/取引証拠金

(有効証拠金=資産合計±評価損益-出金予定額)

 

10万円 / 8万円 × 100 = 125% (取引時)

 

ここから1円下がると、1ドル = 99円になります。

 

現在2ロットの取引を行っているため

2万ドルの取引です。

 

1ドル100円の時は、2万ドル × 100円 = 200万円でしたが

1ドル99円に下がったことで、2万ドル × 99円 =198万円

2万円減っています。

 

この2万円を、純資産に反映させると

(純資産)

10万円 - 2万円 = 8万円 ← 純資産

 

次に必要証拠金の計算です。

2万ドル × 99円 =198万円

(必要証拠金)

198万円 / 25 = 7.92万円

  

計算方法

証拠金維持率=有効証拠金/取引証拠金

(有効証拠金=資産合計±評価損益-出金予定額)

8万円 / 7.92万円 × 100 = 101%

となり、証拠金維持率が125%から101%に下がってしまいました。

 

リスクを上げれば上げるほど、証拠金維持率の減少は早くなり

強制ロスカットに合う確率も高くなります。

 

理想の証拠金維持率ってどれくらい?

強制ロスカットにならない理想の証拠金維持率はどれくらいなのか。

一般的に理想とされているのは500%です。

理想なので『安全重視』の取引水準になります。

ロットにすると以下のような水準です

1ドル110円と仮定

証拠金維持率500%にするためのロット数(通貨数)目安
10万円4,500通貨
100万円4.5ロット

 

初心者の方は、この水準でトレードしたら大やけどすることなくトレードできます。

ただ、1ロット取引するための必要金額は22万円

相場の変動を考えると30~50万円の資金は準備していただく必要があります。

「もっと少ない金額でトレードしたい!」

そんな方はSBI FXTRADEがおすすめです。

1通貨からのトレードが可能ですので、500%の証拠金維持率でトレードしたとしても

22円からのトレードが可能です。

 

 

証拠金維持率を高く保つ理由

なぜ証拠金維持率を高く保つ必要があるのか?

理由は、強制ロスカットに合わないためです。

 

強制ロスカットとは

強制ロスカットとは

「FX会社があらかじめ決めた水準以上の損失が発生した時に取引を強制的に終了する仕組み」

 

FXは、レバレッジをかけて取引をしています。

ということは、預けたお金以上の損失が生まれてしまった場合

FX会社も大損をする可能性がある。

そんな不測の事態を避けるための方法が強制ロスカットになります。

 

強制ロスカットは証拠金の最終防衛ライン

先ほどの説明だけ聞くと

「なんやFX会社が損しないための仕組みかい!!」

と思っていましますが

実は、この強制ロスカットで「私たちの証拠金も守ってくれています」

 

なぜなら

《強制ロスカットのおかげで預けたお金以上の損失を被る心配が激減するから》

 

例えば、相場が急変して、損切り注文も入れてなかったらどうなりますか?

レバレッジをかけているということは、預けた以上の取引をしていることになります。

 

1万円預けていて25万円分の取引。

当然ですが25万円が20万円に、つまり5万円の損失が発生する可能性も十分にあるんです。

 

そこで

「強制ロスカット発動!!」

預けた1万円以内の損失になるよう強制決済してくれます。

 

それでも強制ロスカットは、あくまで最終防衛ライン!

本当に異常な急な相場変動が起きると

預けたお金以上の損失が発生する可能性もありますので、注意してください。

そのためにも資金管理は絶対的に必要な分野です。

お金を溶かさない技術を学びましょう。

こちらの本はお金を守るための術を初心者でもわかりやすく解説してくれます。

本1冊で負債がなくなると考えたら、マジでお得ですよね^^

 

スポンサードサーチ

強制ロスカットになる水準

『証拠金維持率を知った』『強制ロスカットを知った』

次に知るべきは、「自分の取引している証券会社の強制ロスカットライン」

各証券会社の強制ロスカットライン

OANDA証拠金維持率100%未満になった場合
DMM FX証拠金維持率50%を割り込んだ時
SBI FXTRADE証拠金維持率50%未満になった場合
GMOクリック証券【FXネオ】証拠金維持率50%未満の場合
トレイダーズ証券「みんなのFX」証拠金維持率100%以下になった場合
LIGHT FX証拠金維持率100%未満になった場合
YJFX!証拠金維持率50%を下回った場合
マネーパートナーズ証拠金維持率40%を下回った場合

 

強制ロスカットにならない適性な証拠金維持率

強制ロスカットにならないための適正な証拠金維持率は200~300%と言われています。

証拠金維持率200~300%にするためのロット数(通貨数)目安
10万円7,500通貨〜11,000通貨(0.75~1.1ロット)
100万円7.5ロット〜11ロット

ロットにするとこんなイメージです。

しっかり資金管理していきましょう^^

 

証拠金維持率が下がった時の対策方法

証拠金維持率が下がった時、強制ロスカットに合わないようにするための2つの方法を紹介します。

  1. 資金の追加
  2. ポジションの決済

証拠金維持率が下がった時の対策方法その1:資金の追加

預けている証拠金以外のお金を別途追加で入金すれば、証拠金維持率は上昇します。

先ほどと同様に

  • 1ドル=100円
  • 預けているお金(証拠金=純資産)が10万円
  • 2ロットの取引

を行うとします。

 

計算方法

証拠金維持率=有効証拠金/取引証拠金

(有効証拠金=資産合計±評価損益-出金予定額)

 

10万円 / 8万円 × 100 = 125% (取引時)

 

ここから1円下がると、1ドル = 99円になると

 

(純資産)

10万円 - 2万円 = 8万円 ← 純資産

 

次に必要証拠金の計算です。

2万ドル × 99円 =198万円

(必要証拠金)

198万円 / 25 = 7.92万円

  

計算方法

証拠金維持率=有効証拠金/取引証拠金

(有効証拠金=資産合計±評価損益-出金予定額)

8万円 / 7.92万円 × 100 = 101%

 

と証拠金維持率が減少します。

 

ここに2万円の追加資金を入金すれば

証拠金維持率(%)=純資産 / 必要証拠金 × 100

126%  =( 2万円 +  8万円 ) / 7.92万円 × 100  

101%→126%と余裕が生まれます。

 

しかし、この方法は「資金と溶かす人」

それも「全財産場合によっては借金」という最悪の結末になる可能性もあります。

 

最悪の結末にならないために意識してほしいポイント3つ

  • ロットを少なくする
  • 入金額を減らす
  • 追加入金する回数を決める

 

ロットを少なくする

ロットを少なくすれば、入金額の中で余裕も生まれます。

例)

1ドル = 100円で2ロットの場合

証拠金維持率(%)=純資産 / 必要証拠金 × 100

125%  = 10万円 / 8万円 × 100 ですが

 

1ロットに減らすと

250%  = 10万円 / 4万円 × 100になり

125% → 250% と余力が生まれます。

 

入金額を減らす

そもそもの入金額を減らしてください。

そうすることで、資金余力が生まれリスクを抑えることができます。

 

追加入金をするということは、現在の入金額以外の部分から入金するということで

そもそもの入金額を減らすことで、再入金するための資金を生活費のようが必要資金からの

支出する必要がなくなります。

 

追加入金する回数を決める

追加入金する回数を決めておきましょう。

全財産を溶かす、借金をしてしまう人の典型は「極限までの追加入金」です。

 

自分が出来得る限界まで追加入金していきます。

なので、追加入金回数を制限することで

「極限」をなくします。

 

以上意識して欲しいこと3つを解説しましたが

3つを単体と考えるのではなく、全て実行すると

よりリスクを抑えた運用ができます。

 

証拠金維持率が下がった時の対策方法その1:ポジションの決済

ポジションの決済をすることで強制ロスカットに合う可能性を減らすことができます。

 

ポジションを解消することで決済した資金に関するリスクをゼロにして

純資産全体のリスクを抑えることができるからです。

 

決済方法は「一部」と「全部」どちらでも

リスクを抑えることが可能です。

 

今持っているポジションのシナリオや期待値等を

考えて判断してもらうと良いですね。

 

 

スポンサードサーチ

オススメの証券会社

ここまで証拠金維持率や強制ロスカットについての解説をしてきました。

証券会社によって強制ロスカットラインは変わりますが、大きく『100%』と『50%』に分かれています。

今後証券会社を選ぶ場合は、50%の証券会社をおすすめします。

理由は、取引の幅が増えるから。

証拠金維持率100%ということはトレード手法によっては

すぐに強制ロスカットになってしまう可能性も出てきます。

これは私の経験談ですが、

『超少ない損切り幅』でリスク管理をする代わりに

『25倍レバレッジギリギリ』の手法を証拠金維持率100%の証券会社で取り組もうとした結果

すぐに損切りになり、手法として成立しませんでした。

その経験からも証拠金維持率50%の証券会社をおすすめします。

FXチャートが見やすいおすすめ証券会社:GMOクリック証券

ネット集計:文句なしダントツの1位の証券会社

私自身も現在活用しています。

証拠金維持率50%未満

引用

証拠金維持率50%未満の場合、自動ロスカットの対象となります。
この場合、発注中の全注文をキャンセルし、全建玉の反対売買を行います。

HPより引用:GMOクリック証券FXネオ

ツールも充実している上に

チャートが見やすい!使いやすい!わかりやすい!の3点セット

悩むならまずココです。

GMOクリック証券の口座開設はこちら

 

FXチャートが見やすいおすすめ証券会社:SBI FX トレード

少額であればここです。

私は、少額(1通貨)からトレードできることを活用して積立をしています。

もちろん、証拠金維持率50%未満

引用

原則20秒毎のロスカット判定により口座全体の証拠金維持率が、50%を下回った場合は全ポジションを強制決済するルールです。

HPより引用:SBI FX トレード

使いやすさ、見やすさも良いですね^^

初心者で10万円程度から始めたいかたはおすすめです!

SBI FX トレードの口座開設はこちら

 

結論:「資金管理」「レバレッジ管理」が大切

証拠金維持率も強制ロスカットも「資金管理」や「レバレッジ管理」つまり

損失管理が大切です。 

 

強制ロスカットは、「最終手段」

必殺技でいうと「自爆の一個手前」くらいの破壊力があります。

 

そこまでリスクをとると

投資というよりギャンブルの方が近くなります。

 

「もし万が一何かがあった時に」くらいの感覚で

むしろ「強制ロスカットには絶対に合わないようなリスク水準」で

取引をすると良いです。

 

なので、強制ロスカットにならないよう正しく資金管理し

証拠金維持率を管理することが必要不可欠になります。

 

用法用量を守った正しいトレードを心がけてくださいね^^

-FX

Copyright© Kazuoブログ , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.