Kazuo(@kazuo_blog)です
今回はインジケーター(テクニカル指標)
「平均足」を完全解説します。
具体的な使い方を実際のチャートで具体例と一緒に説明していきますので
「平均足がわからない」
「平均足って実際にどう使えばいいの?」
そんな方の疑問を解消していきます。
目次
平均足とは
これのことです。
ローソク足とすごい似ていますよね??
そこでローソク足と比較します。
とても似ていますが、微妙に表しているものが変わっています。
平均足の4つの構成要素
平均足は、ローソク足同様に「始値」「終値」「高値」「安値」の4つで構成されています。
ローソク足と同じものもあれば、違うものもあります。
ローソク足と同じもの『高値』『安値』
『高値』と『安値』はローソク足と同じです。
高値=一定期間の最も高い値
安値=一定期間の最も安い値
ローソク足と違うもの『始値』『終値』
『始値』と『終値』はローソク足とは別の意味で表されています。
始値=前のローソク足の始値と終値の平均値
終値=始値、終値、高値、安値の平均値
平均足の活用法
トレンドを見る
平均足の最大の魅力は、『トレンドが一目でわかる』ことです
下のチャートだと、陰線が続いているときは下降トレンドが継続していおり
陰線継続+安値更新時=強いトレンド継続中を意味します。
特に上位足のトレンドを確認する際に便利ですね。
トレンドの波をとらえる
高値が更新できずに陽線から陰線に色変わり
安値が更新できずに陰線から陽線に色変わりが始まると
トレンドの一時調整もしくは、トレンドの転換サインになる可能性が高い
上昇トレンド
下降トレンドの場合
平均足を使うときの注意点
ローソク足と比べてワンテンポ遅れる
平均足おすすめ活用法
平均足を活用し長期のトレンドで利確を目指す
①上位足の流れを見る
②下位足で流れを確認しエントリーポイントを見つける
③上位足の色変わりまで保有
①上位足の流れを見る
まずは上位足の流れを確認して、ロングかショートどちらでエントリーするかを判断します。
例えば、下の図の場合
「上昇トレンドから高値が更新できず、陽線から陰線に変わった」ことから
ショートで狙うと判断します。
②下位足で流れを確認しエントリーポイントを見つける
下位足で『今』エントリーしていいのか細かい流れを確認して行きます。
今回の場合だと、「安値を更新できていないので、一旦見送りチャンスを待ちます」
安値の更新を確認し、エントリー
損切りは直近の高値に設定
③上位足の色変わりまで保有
上位足の色変わりまで保有します。
下のチャートの場合は160pips
③-2 さらに上の上位足で保有することも
さらに上の上位足で保有することも
画像の場合は300pips
注意点
こちらの活用法の注意点は2つ
1、エントリーにワンテンポ遅れる
2、利確にワンテンポ遅れる。
平均足を活用した方法なので、ローソク足と比較するとどうしてもワンテンポ遅れます。
ワンテンポ遅れる=細かいダマシにも合いにくい
そういったメリットもあります。
上手に活用すれば最高の武器になります。
まとめ
平均足は、初心者でも利用しやすいインジケーターの1つです。
さらにトレードでは必要不可欠の「上位足の流れ」が一目で分かる、ありがた〜〜〜いツールになります。
ぜひ、活用できるようになってください。