経済

サクッと、MMT(現代貨幣論)をわかりやすく解説《最初の結論5分程度で大まか理解できます》

Kazuo(@kazuo_blog)です。

今回は

「MMT理論(現代貨幣理論)について分かりやすく知りたい」

そんな疑問を解消します。

結論:ここを読めばざっくりと理解できる

MMT(現代貨幣理論)とは

「国債をガンガン発行して財政支出をしていこう!!」

そうすれば、民間企業も受注が増えて

個人は給料が増えたり、雇用が増えたりウハウハじゃない??

物価も上昇するし、経済停滞も解決するよ!

 

財政赤字??大丈夫!!だって、全体で見たら、あるお金を回しているだけだから!

 

そのデメリットとして

・物価がめちゃくちゃ上がっちゃうかも、、、

・国債をガンガン発行したら金利が上がって融資受けにくくなるから事業投資ができない、、、

という懸念があるかも。

 

以上です。

 

なお、現代貨幣理論を詳しく勉強したい方は

《MMT現代貨幣理論入門》

がおすすめです。読み応えがありますが、内容は面白いです。

 

MMT(現代貨幣理論)は、「お金の概念」や「お金の流れ」「金融の仕組み」が肝になります。

その部分を今回の内容に沿って分かりやすく解説しているのは

《目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編》

MMTについても書いてあるので、基礎から勉強する初心者の方はこちらが良いと思います。

 

では詳しく解説します。

 

MMT理論(現代貨幣理論)とは:経済理論の1つ

MMT(現代貨幣理論)は、経済理論の1つで簡単にいうと

「国債をいくら発行しても問題ないです!」ということを提唱している理論になります。

 

理論を成立させるための2つの条件

いきなり突拍子もない理論になりましたが理屈があります。

その前にこの理論を成立させるためには2つの条件が必要になります。

 

それは

・自国通貨を自国の中央銀行が発行することができる

・過度なインフレになっていない

 

順番に説明します。

 

自国通貨を自国の中央銀行が発行することができる

まず一つめの内容ですが、「自国通貨を自国の中央銀行は発行することができる」

 

日本やアメリカですね。

 

日本の通貨は「円」です。

日本円を発行しているのは「日本銀行(日銀)」になります。

 

政府がいくら国債を発行しても

国債の主な保有先は「民間銀行」と「日銀」です。

政府の銀行=日銀

民間銀行の銀行=日銀

つまり、中央銀行である日銀は『帳簿の書き換え』をするだけになります。

どのような仕組みかというと

例えば、銀行が日銀に5兆円預けていたとします。

 

その後政府が2兆円の国債を発行しました。

日銀は、銀行から預かっている5兆円から2兆円を政府に貸し出します。

帳簿上で政府の預かりに2兆円が増加します。

国債から得た2兆円を政府は民間企業に財政支出します。

すると

①財政支出により政府から得た2兆円は民間企業の口座に振り込まれます

②民間企業の口座に入金されたお金は銀行が預かっている形になります。

③銀行が預かっているお金は銀行の銀行、つまり日銀の口座に預けます。

④日銀の預かりは、銀行が7兆円、政府には2兆円の貸し出し(国債)があるので-2兆円

7兆円−2兆円=5兆円

で合計金額は変わりません。

 

以上のことを繰り返すと

『財政赤字は増加するが、全体の資産額でいうと問題がない』という状態なります。

*なお今回は説明の都合上全額にしましたが、銀行は預かったお金を全て日銀に預けるのではなく準備金として「一部」を日銀に預けます。

これが、MMT(現代貨幣論)の国債ガンガン発行がOKな理由です。

 

過度なインフレになっていない

国債をガンガン発行するとインフレに進みます。

なので、国債の発行、財政支出の増加による過度なインフレは避ける必要があります。

 

MMT(現代貨幣論)のデメリット(反論)

MMT(現代貨幣理論)には、批判的な意見もあります。

2つの批判的な意見

・インフレ懸念

・金利の上昇による民間投資の冷え込み(クラウディングアウト懸念)

 

インフレ懸念

1つ目が「インフレ懸念」です。

これは、無限に国債を発行し財政支出することで

お金が過剰に供給されインフレが止まらなくなってしまうのではないのか??

最悪、ハイパーインフレもあるのでは?という問題です。

 

この問題に関しては、

金利や課税の政策で調整が可能だ!という意見もあります。

 

金利の上昇による民間投資の冷え込み(クラウディングアウト懸念)

2つ目の意見が「金利の上昇による民間投資の冷え込み(クラウディングアウト懸念)」です。

国債を過剰に発行することで金利が上昇し、民間企業が融資を受けにくくなるのでは?という問題です。

「金利が上昇する」ということは借りる際の金利も上昇します。

民間企業や個人だと住宅ローンなどの金利が上昇すると借りること対して消極的になり

投資をしなくなる懸念があります。

 

クラウディングアウト、「押し出す」という意味です。

政府がガンガン借りて(国債をガンガン発行して)財政支出をすることで

本来借りたかった企業(人)が金利の上昇で借りれなくなる(押し出される)。

 

この問題に関しては

・日銀が、固定金利(ゼロ金利)を採用すれば問題ない!という意見もあります。

 

まとめ

MMT(現代貨幣論)とは

「国債をガンガン発行して財政支出をしていこう!!」

そうすれば、民間企業も受注が増えて

個人は給料が増えたり、雇用が増えたりウハウハじゃない??

物価も上昇するし、経済停滞も解決するよ!

 

財政赤字??大丈夫!!だって、全体で見たら、あるお金を回しているだけだから!

 

そのデメリットとして

・物価がめちゃくちゃ上がっちゃうかも、、、

・国債をガンガン発行したら金利が上がって融資受けにくくなるから事業投資ができない、、、

という懸念があるかも。


 

現代貨幣理論を詳しく勉強したい方は

《MMT現代貨幣理論入門》

がおすすめです。読み応えがありますが、内容は面白いです。

 

MMT(現代貨幣理論)は、「お金の概念」や「お金の流れ」「金融の仕組み」が肝になります。

その部分を今回の内容に沿って分かりやすく解説しているのは

《目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編》

MMTについても書いてあるので、基礎から勉強する初心者の方はこちらが良いと思います。

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